はじめに
日々の出来事は、あっという間に過ぎ去ってしまいますが、意識的に立ち止まって振り返ることで、そこから多くの学びや気づきを得ることができます。この15分間のジャーナルワークは、あなたの「今日」をポジティブな側面(プラス)とチャレンジングな側面(マイナス)の両方から見つめ直し、自己理解を深めることを目的としています。これまでのジャーナルワークとは異なり、直近の出来事に焦点を当てることで、日々の成長を実感する手助けとなるでしょう。
さあ、ペンとノート、またはPCのメモ帳を用意して、リラックスできる場所でこのワークに取り組んでみましょう。
4ステップで今日のプラスとマイナスを振り返る
ステップ1:今日の「プラス」を書き出す(所要時間:4分)
このステップでは、一日の中であなたが「良かった」と感じたこと、嬉しかったこと、うまくいったこと、感謝したいことなどを自由に書き出してみましょう。どんなに小さなことでも構いません。例えば、美味しいコーヒーを飲んだこと、誰かの親切に触れたこと、新しい知識を得たことなどです。
問い:昨日一日で「良かったこと、嬉しかったこと、うまくいったこと」は何ですか?できるだけたくさん書き出してみましょう。
ステップ2:今日の「マイナス」を書き出す(所要時間:4分)
次に、昨日一日の中であなたが「残念だった」と感じたこと、課題だと感じたこと、ストレスを感じたこと、もっとこうすれば良かったと思うことなどを書き出してみましょう。こちらも、ネガティブな感情を伴うことでも、率直に書き出すことが大切です。些細なことも書き出しましょう。
問い:昨日一日で「残念だったこと、課題だと感じたこと、もっとこうすれば良かったと思うこと」は何ですか?具体的に書き出してみましょう。
ステップ3:プラスから得られたもの、マイナスから学べること(所要時間:4分)
ステップ1で書き出した「プラス」の出来事から、あなたがどんな感情や学びを得られたのかを深掘りしてみましょう。また、ステップ2の「マイナス」の出来事からは、本当はどういう結果を望んでいたのか、次にどうすれば改善できるか、何を学べるかを考えてみてください。
問い:今日の「プラス」から、どんな「喜びや気づき」を得られましたか?今日の「マイナス」から、本当はどうなれば良かったかまた、次に活かせる「学びや改善点」は何ですか?
ステップ4:明日への一歩を考える(所要時間:3分)
これまでの振り返りを踏まえて、今日をより良い一日にするために、あなたが意識したいことや具体的に取り組みたいことを考えてみましょう。それは、今日のプラスをさらに伸ばすことかもしれませんし、マイナスから得た学びを実践することかもしれません。
問い:今日の振り返りを踏まえて、今日をより良い一日にするために「意識したいことや取り組みたいこと」は何ですか?
最後に
今回のジャーナルワークを通じて、あなたの一日の中に、どれだけ多くの「プラス」と「マイナス」が混在していたかに気づけたでしょうか。どちらの側面も受け入れることで、日々の経験をより豊かにし、成長へと繋げることができます。
問い:このワークを通して、今日一日の自分自身について、何か新しい「気づき」はありましたか?それはどんな気づきでしたか?
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