「相手のせい」から抜け出す小さな一歩~影響を受けている私、与えている私~

人間関係におけるストレスやモヤモヤ。その多くは「相手のせいで…」という気持ちから始まります。でも、その気持ちにとらわれている限り、私たちはずっと感情の主導権を手放したままです。

そんなときこそ試してほしいのが、「私はあの人に、どんな影響を与えているのだろう?」という視点です。

今回は、15分でできるシンプルなジャーナルワークをご紹介します。紙とペン、あるいはスマートフォンのメモアプリでもOK。自分の内側に目を向け、自分軸を取り戻す時間を取ってみましょう。


ステップ1(3分)

「今、誰の影響を受けている?」
最近あなたが「この人のせいでしんどい」と感じた相手を一人選び、その人との関係や出来事を書き出してみましょう。


ステップ2(4分)

「その人から受けている影響とは?」
その人の言動が、あなたの感情・行動・思考にどんな影響を与えているかを具体的に書き出してみましょう。


ステップ3(5分)

「私からその人に与えている影響は?」
その人は、あなたの存在・言葉・態度・行動によって、どんな気持ちになっているかもしれませんか?
実際にそう思われていなくても、「もし私がその人の立場だったらどう感じるか?」と想像してみましょう。


ステップ4(3分)

「私が変えられることは?」
相手を変えることはできませんが、私の態度や言葉を少し変えることで、関係にどんな変化を生み出せそうですか?今の関係性の中で、あなたが変えることができる言動とは?小さな一歩を書いてみましょう。


振り返り

最後にこの問いで、自分の内側に目を向けてみてください。

「このワークを通じて、あなた自身のどんな『影響力』に気づきましたか?」

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