はじめに
新しいことに挑戦したいけれど、なかなか最初の一歩が踏み出せない。そんな経験はありませんか?完璧な計画を立てようとしたり、準備が整うのを待ったりしているうちに、時間だけが過ぎてしまうことはよくあります。でも、「まず始める」ことには、想像以上の力があります。
このジャーナルミニワークは、たった15分で、あなたの「まず始める」力を高めるためのものです。完璧でなくてもいい。小さくてもいい。今日からすぐに、最初の一歩を踏み出すための心の準備を整えましょう。
4ステップで「まず始める」力を高める
ステップ1:今日の「始めたい」ことを見つける(3分)
問い:今日、あなたが「やってみようかな」「始めてみたいな」と少しでも心に浮かんだことは何ですか?大小問わず、一つ書き出してみましょう。
例:
- 長く読んでいなかった本を1ページ開く
- 部屋の一角だけ片付ける
- 新しいレシピを一つ調べる
- 5分だけ瞑想してみる
ステップ2:最初の「小さな一歩」を具体的にする(4分)
問い:ステップ1で書き出したことを始めるために、一番最初にできる「小さな一歩」は何ですか?それを具体的な行動として書き出しましょう。
例:
- 本を1ページ開く→「寝室の棚からその本を取ってきて、机の上に置く」
- 部屋の一角だけ片付ける→「机の上のペン立ての中を整理する」
- 新しいレシピを一つ調べる→「スマホで『簡単 夕食 レシピ』と検索する」
- 5分だけ瞑想してみる→「タイマーを5分にセットして、椅子に座る」
ステップ3:その一歩を踏み出すための障害を特定する(4分)
問い:その「小さな一歩」を踏み出す上で、あなたが今感じている、あるいは予測できる障害は何ですか?(例:時間がない、自信がない、やり方がわからない、面倒くさいなど)正直に書き出してみましょう。
ステップ4:障害を乗り越えるための具体的な対策を考える(4分)
問い:ステップ3で特定した障害に対して、あなたが今すぐにできる具体的な対策は何ですか?一つ、あるいは二つ、実行可能な対策を考えて書き出しましょう。
例:
- 時間がない→「今日のスケジュールの中から、5分だけ確保できる場所を見つける」
- 自信がない→「完璧じゃなくてもいい、と自分に言い聞かせる」
- 面倒くさい→「好きな音楽をかけながら取り組んでみる」
最後に
このワークを終えて、今のあなたはどんな気持ちですか?
「完璧にやらなくても、まずはやってみよう」という気持ちが少しでも芽生えていれば、それがこのワークの成功です。
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