はじめに
最近、些細なことで「なぜかモヤッとする」「ふとイラッとしてしまう」ことはありませんか?その感情、見て見ぬふりをしてしまうと、心の中に澱のように溜まってしまいます。でも、その感情の裏には、あなた自身や相手の「目的」が隠れているのかもしれません。
アドラー心理学では、「人間の行動には必ず目的がある」と考えます。怒りやイライラも、何かを達成するための手段であると捉えるのです。
このミニワークでは、たった15分で、あなたのモヤモヤやイライラを客観的に見つめ直し、その感情の奥にある「本当の目的」を探ります。そして、どうすればお互いが心地よくいられるか、そのヒントを見つけ出します。
15分でできる!モヤモヤ・イライラの整理ワーク
ステップ1:イライラを具体的に書く(3分)
最近あった、モヤッとしたりイラッとしたりしたエピソードを一つ思い浮かべてください。誰に、どんな状況で、どう感じたかを具体的に書き出しましょう。
(例) ・朝、パートナーが洗面台を濡れたままにしていた。 ・職場で後輩が報告を忘れて、やり直しになった。 ・電車で隣の人が大きな声で電話をしていた。
ステップ2:自分の目的と相手の目的を探る(5分)
次に、その出来事の裏にある、自分と相手の目的を考えてみましょう。 「自分は何を達成したかったのか?」 「相手は何を達成したかったのか?」 正解はありません。思いつくままに書いてみてください。
(例) 自分の目的: ・朝から気持ちよく過ごしたかった。 ・完璧な状態で仕事を終わらせたかった。 ・静かな空間でリラックスしたかった。 相手の目的: ・洗面台を早く使って準備を急ぎたかった。 ・面倒な報告の手間を省きたかったのかもしれない。 ・友人と話すことでストレス発散したかったのかもしれない。
ステップ3:別の選択肢を考える(5分)
お互いの目的がわかったら、イライラせずに済む、別の行動を考えてみましょう。お互いの目的を尊重できるような解決策をいくつか考えてみてください。
(例) 自分の目的と相手の目的が両立する選択肢: ・「洗面台を使い終わったら拭いてくれると嬉しいな」と穏やかに伝える。 ・「次からは報告を先にしてもらえると助かるよ」と、報告の重要性を伝える。 ・音楽を聴くなどして、自分の気持ちを切り替える。
最後に
このワークを通して、イライラは「相手を変えるための手段」ではなく、「自分の目的を見つめ直すきっかけ」になれば幸いです。
あなたの心は、何にモヤモヤしていますか?そして、そのモヤモヤは、あなたに何を伝えようとしているのでしょうか?

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