はじめに
人生には、予期せぬマイナスの出来事が起こるものです。そんな時、私たちはついそのネガティブな側面に囚われがちですが、実はどんな出来事の中にも、必ず何かしらの「良かった」や「学び」が隠されています。この15分ジャーナルミニワークは、一見ネガティブに思える経験の中に潜むポジティブな側面を見つけ出し、それを今後の成長へと繋げるためのものです。
15分ジャーナルミニワーク:マイナスの出来事の中の「良かった」を見つける
ステップ1:最近のマイナスな出来事を一つ選ぶ(3分)
まず、あなたが最近経験した、心残りだったり、不快に感じたりしたマイナスの出来事を一つ思い出してください。それは、些細な失敗でも、人間関係のいざこざでも、何かうまくいかなかったことでも構いません。具体的に、どんな出来事だったかを簡単に書き出してみましょう。
ステップ2:その出来事の「ネガティブな側面」を書き出す(4分)
ステップ1で選んだ出来事について、あなたが感じたネガティブな感情や、悪かった点、困った点を正直に書き出してください。例えば、イライラした、悲しかった、損をした、時間が無駄になった、など。感情のままに、思ったことを率直に表現してみましょう。
ステップ3:その出来事の中に「良かったこと」を探す(5分)
さあ、ここがこのワークの肝です。ステップ2で書き出したネガティブな側面を一旦脇に置き、同じ出来事の中に隠れた「良かったこと」「学べたこと」「気づけたこと」を探してみましょう。それは、新しい視点を得られたこと、問題解決のヒントになったこと、誰かの優しさに気づけたこと、自分を見つめ直すきっかけになったことかもしれません。たとえ小さくても、ポジティブな側面を見つけ出す努力をしてみましょう。
ステップ4:得られた教訓を未来に繋げる(3分)
ステップ3で見つけた「良かったこと」や「学び」を、これからの人生にどう活かしていけるでしょうか?同じような状況になった時、どう対処できるか?今回の経験を乗り越えたことで、どんな力が身についたか?具体的な行動や考え方の変化を一つ、書き出してみましょう。
振り返りの問い
このワークを通じて、あなたはマイナスな出来事に対する見方にどんな変化がありましたか?そして、これから困難に直面した時、この学びをどのように活かしたいですか?
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